晴天に恵まれた昨日2月3日。
幸運をゲットすべく、鶴岡八幡宮で恒例の節分祭に参加してきました。
正確には「参加」と言うよりも「参戦」!
演者としての「豆撒き」ではなく、オーディエンスとしの「豆拾い」です(笑)
「福豆拾い」が行われるのは、境内中央にある「舞殿」。例年、節分の日(2月3日)の13時から行われます。
12時過ぎに鶴岡八幡宮に到着すると、整理券が配られていました。おっと、ギリギリセーフ。数年前まではその場で誰でも参加できたのですが、最近は安全管理のために人数制限をしているようです。
整理券の注意書きを読んでみると。。。
※赤線は加筆
「秩序が保てず危険と判断した場合、豆撒きを中断します」「豆を拾おうと屈むと、後ろから押されたり、踏みつけられて大変危険です」「怪我・事故等が発生しても、当宮としては責任を負いかねます」など、なにやら物騒な注意書きが。。。
「健康・体力に自信のある方のみ参加してください」には、「できるのか、俺?」と深く自問しましたが、どうしても「福」が欲しい。。。意を決して参加、もとい参戦することとしました。
危険を顧みず(?)参加する理由は、「福袋がもらえるから」。撒かれる豆の中に「当たり」があり、これをゲットすれば商品と交換できるんです。
小袋にまとめられた豆が撒かれ、「当り」の印があれば福袋ゲット!
13時になると、神職が舞殿から本殿に上がり、祭儀を行います。
その後、本殿から大石段を下り、再び舞殿へ。ミス鎌倉を中心に、年男や年女など、撒き手を引き連れています。
舞殿では二名の神職により、弓の弦を鳴らして音で邪気を祓う「鳴弦式(めいげんしき)」が。
ここまでおおよそ40〜50分程度。いよいよ14時開始の撒豆式。太鼓の合図を待つだけです。4本のロープで囲まれた舞殿は、格闘リングさながら。。。周囲の空気もピリピリ張りつめ、こちらも緊張でドキドキしてきます(笑)。
間もなく太鼓が鳴り、戦いの火ぶたが切られました。。。バトルロイヤル開始!!
袋を掲げて一網打尽にしようとする人、無謀にも素手で空中キャッチを試みる人。天に向かって切なく腕を伸ばす姿は(写真右の自分なんて特に)、蜘蛛の糸にすがる犍陀多と地獄の罪人のようです。なんと罪深い。。。(笑)
■動画:[鶴岡八幡宮の節分祭「福豆拾い」|Youtube ]
鶴岡八幡宮の節分祭「福豆拾い」
短いインターバルをはさみながら、2〜3分ずつ3〜4ラウンド。後半はムキになって26袋拾ったものの、「当り」はゼロ。破れた福豆袋が戦いの激しさを空しく物語ります。。。
福袋は、お食事券が入っているものなど、各種あるよう。
人数制限の効果もあってか、怪我をした人などは出ず、安全に楽しめました。
来年こそゲットしたいぞ! 福袋! あなたの参戦を待つ(笑)
[鶴岡八幡宮]
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