小田原の国道1号からちょっと離れた場所にあるラーメン店「鯵壱北條（あじいちほうじょう）」。
店名通り「鯵（アジ）」をダシにしたスープに、古民家を改装した店舗、どんぶり代わりに木製の桶に盛りつけられたラーメンと、ユニークな特徴の多い注目店です。
小田原市民会館から1号線を海方面へ歩いて7〜8分程度。ちょっと脇にそれた静かな場所に立つ店舗。「鯵壱北條（北条ではなく北條）」の暖簾が目印。
場所的にも、網元や干物店など、なかなか大きな古民家を改装した店内。太い柱や高い天井など、時代劇に出てきそうな雰囲気。かなり趣があります。
メニューは、鯵をダシにしたスープの醤油か塩。ラーメンとつけ麺を選べます。テーブルには、こってり味にしたいときの「肉玉」、さっぱりさせたいときの「梅ゆかり」、辛さが欲しいときの「辛味唐辛子」と、ユニークな調味料が並びます。
こちらが「鯵醤油ラーメン（大盛り900円）」。木製の桶にカマボコが乗った独特なスタイルで出てきます（笑）。鯵でダシをとったスープは、あっさり奥深い味。鰹ダシほどパンチはありませんが、アジらしいしっかりとした青魚の味に、ほんのり香る海の風味が心地よいです。
こちらは「鯵塩つけ麺ひや盛（800円）」。つけ麺も木桶に乗ってでてきます。ボリューム満点！ こちらも鯵ダシのほんのりスープ。後半はやや麺がボソボソするかも。。。スープ割用のスープもあっさりです。
「鰹（カツオ）ダシ」とはまた違った「鯵（アジ）ダシ」の「鯵壱北條」。スープはほんのり柔らかいものの、アジならではの香り、魚らしさをしっかり味わえます。箱根や伊豆方面に遊びに行った帰りにぜひ！
［鯵壱北條。 （ラーメン / 小田原駅）］
■５つ星評価｜3.8 ★★★☆☆
■スープ・麺｜鯵をダシにした魚介系・太ストレート麺
■おすすめ点｜鰹ダシとはまた違う鯵ダシの魚介系。ラーメンとつけ麺も
■アクセス等｜小田原市民センターから徒歩7〜8分。国道1号からちょっとそれた場所
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