洞洞神@辻堂:城門ラーメンの進化系はカレー城門


1980〜1990年代のバブル期に、湘南を席巻した「城門ラーメン」。
今や営業しているのは3店のみの幻のラーメンですが、イチオシは辻堂駅南口の「洞洞神(どうどうじん)」。

藤沢辻堂城門ラーメン洞洞神カレー城門

看板メニューは、ラーメンより“あんかけそば”と呼ぶ方がしっくりくるアツアツ&ドロドロの城門ラーメン。
スープ(あん)の魅力は、辛みと甘みの二重構造。細かく刻んだショウガ&ザーサイの爽快な辛みを、鶏ガラダシと溶き卵&挽き肉のふんわりとした甘みが整えます。シャキシャキした食感も心地よく箸がすすみます。
■城門ラーメンの歴史や3店の情報はコチラ↓
城門ラーメンキッチン@大庭:湘南レジェンド絶滅危惧ラーメン
そんな城門ラーメンを進化させたのが「洞洞神」。
定番の城門ラーメンをはじめ、塩、大辛、そしてカレーと、4つの味を楽しめます。ちなみに、いわゆる“普通”のラーメンもラインナップ。

藤沢辻堂城門ラーメン洞洞神メニュー 藤沢辻堂城門ラーメン洞洞神メニュー

そして、ぜひ食べてもらいたのが「カレー城門」。

藤沢辻堂城門ラーメン洞洞神カレー城門 藤沢辻堂城門ラーメン洞洞神カレー城門

カップラーメンでは一般的ですが、ラーメン店では意外に少なく、残念な結果が多いカレーラーメン。
理由はおそらく、カレールーとスープの相性。ルーをスープに加えても、せっかくのとろみがボケてしまい、水っぽく感じてしまいます。
しかし城門ラーメンは、もとからスープの粘度が高いので、「一晩おいたカレー」よろしく、ルーの旨味を引き立て食べ応えを損ないません。
自分は必ず、サイドメニューの半チャーハン(350円)や、ライス(150円。11:30〜14:00まで無料!)と一緒にオーダーし、こんな食べ方で。。。
レギュラー城門などでもバッチリとあんかけチャーハンになります。抜群!

藤沢辻堂城門ラーメン洞洞神半チャーハン 藤沢辻堂城門ラーメン洞洞神半チャーハン

半チャーハン(350円)
一言添えれば、前身の「桂林」から通っている自分としては、ショウガ&ザーサイの量&パンチがちょっと薄まってしまっているような。。。昔みたいなショウガ大盛りのシャキシャキ歯ごたえを期待します!
ところで、気づいたら食券販売機(つまり一番目立つ場所)に、こんな貼り紙が。。。

藤沢辻堂城門ラーメン洞洞神

“!!ご注意!!”から始まり、フォントを大きくした“一切”のあたりに、強い意志を感じますね。
ここからは勝手な推理ですが。。。
上記URLリンクした記事内でも紹介しましたが、「城門ラーメン」のルーツは、1970年代に創業した「中国レストラン城門」。
当時の総料理長であり、11支店までビジネス展開した中野氏(現在は妹夫妻が「城門ラーメンkitchen@大庭」を経営)と、「洞洞神@辻堂」のルーツである「桂林」の小さなおじさんは、同レストラン時代からの同僚関係。
城門ラーメンの開発には二人のアイデアが(もしかしたら桂林おじさんの方が大きな割合で)採用されているのではないかと。
そして経営戦略や調理方法で軋轢が生じてしまったのではないかと。
関係ないはずはないのに、一切関係ないっていうのはそういうことかなと。。。
想像ばっかりで語っていないで、そのうちきちんと取材します。。。

藤沢辻堂城門ラーメン洞洞神外観 藤沢辻堂城門ラーメン洞洞神内観

城門ラーメン洞洞神|食べログラーメン / 辻堂駅)]
■5つ星評価|4.0 ★★★★
■スープ・麺|アツアツあんかけ風ラーメン・中ちぢれ麺
■おすすめ点|湘南ご当地「城門ラーメン」の進化系。レギュラー、塩、大辛、カレーのバリエーション。
■アクセス等|辻堂駅南口からすぐ。店の前にコインパーキング。
■公式サイト|城門ラーメン店「洞洞神」

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