今では秋の風物詩となった「ふじさわ江の島花火大会」。
2013年10月19日、荒天が心配されましたが、終了間際に雨がぱらつく程度で無事に開催されました。
開催時間は18:00〜18:45。片瀬西浜の沖に浮かぶ船上と片瀬漁港から、約3000発が打ち上げられました。
自分が片瀬江ノ島駅に到着したは17:30頃。駅周辺や「イルキャンティ」周辺は混雑していましたが、新江ノ島水族館あたりになると余裕ができ、サイクリングロードから砂浜へ降りる階段でも好みの場所に腰を下ろすことができました。
2カ所から打ち上げられる花火が海面を照らします。
尺玉もバンバン！ 見どころは直系480メートルの大輪を咲かせる特大2尺玉！
片瀬漁港から海上へ角度をつけて打ち上げられる花火は壮快！
豊かな形と鮮やかな彩りが夜空と海を照らします。
音楽に合わせてリズムをとる仕掛け花火。
「スマイル（写真左）」や「火星人!?（写真右）」をはじめ、キティちゃんやドラえもん、カエルなどユニークな花火も。
フィナーレは、毎年恒例のスターマイン大連発！ 尺玉が重なり合う大輪は江ノ島の何十倍もの大きさ。花火の爆発音と共に歓声と喝采が響きます。
■動画：［江の島花火大会2013ダイジェスト：スターマイン大連発のフィナーレ｜Youtube］
江の島花火大会2013ダイジェスト：スターマイン大連発のフィナーレ
海上や海岸から打ち上げあられ、海面に映る大輪も楽しめるのが、湘南・鎌倉エリアの花火の特徴。
「ふじさわ江の島花火大会」は打ち上げ数こそ3000発と多くはありませんが、色とりどりの小さな割物が開く尺玉や、音楽に合わせてカラフルに輝く仕掛け花火、打ち上がる光の筋に小さな花火が咲くものなど、趣向を凝らした新傾向の花火が多いことが特徴。特にフィナーレのスターマイン大連発は圧巻です！
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ちなみに、江の島花火大会が秋に開催されるようになったのは2010年から。少なくとも20年以上前から2003年までは7月25日に、2004年（平成16年）からは8月の第一火曜日にと、毎年夏に決まった日程で行なわれていました。
しかし2010年、横浜で11月に開催された「APECアジア太平洋経済協力会議」への藤沢警察署署員の訓練派遣などの事情から、花火大会の安全管理に万全を期すことができないと、11月27日に日程変更。ただし11月下旬はさすがに寒すぎたようで、2011年以降は日程の再検討が課題となりましたが、東日本大震災を受け、2011年は開催を自粛。
その後、海水浴シーズン中の開催は青少年の深夜外出や酩酊者による事件が懸念されるなどの理由から、2012年は10月13日、2013年は10月19日と、秋に行なわれるようになりました（2010年より夏期には、従来の「龍口寺灯籠流し花火大会」を「江の島納涼花火」として1000発程度で開催）。
2014年の「ふじさわ江の島花火大会」の日程が決まるのは、年度明けの4〜5月。警備上の問題などもわかりますが、正直ちょっと寒かった。。。やっぱり気温的にもテンションが上がる夏、100歩ゆずって9月くらいに楽しめたら嬉しいです。。。
