湘南神輿は“どっこいどっこい”のかけ声や湘南甚句が特徴


夏祭りの最大の見せ場といえば、氏子が勇壮に神輿を担ぐ”神輿渡御(みこしとぎょ)”。
神輿の担ぎ方には地域性があり、湘南エリアの“湘南神輿”にもいくつかの特徴があります。

どっこいどっこい白旗神社の湘南神輿

【神輿の特徴】

■担ぎ棒が二本の“二天棒(二点棒)”
■神輿の台輪の左右に“タンス”と呼ばれる箪笥の引手(鐶:かん)のような金具が付いている。
【担ぎ方の特徴】

■「どっこいどっこい、どっこいそ〜りゃ」のかけ声
■「タンス」を鳴らしてでリズムをとる
■「湘南甚句」が途中で入る
■二天棒の内側に入って担ぐ
■膝を深く屈伸させて神輿を大きく上下に揺らす
【詳細は動画をチェック】

■動画[湘南の“どっこい神輿”白旗神社みこし渡御|Youtube
湘南の”どっこい神輿”白旗神社みこし渡御
■藤沢は白旗神社の万燈神輿。夕方になると灯りがともります。

どっこいどっこい白旗神社の湘南神輿 どっこいどっこい白旗神社の湘南神輿

■腰越は小動神社の神輿。屋根に鎮座する大鳥(鳳凰)が美しいです。

どっこいどっこい小動神社の湘南神輿 どっこいどっこい小動神社の湘南神輿

湘南神輿が担がれるのは、「浜降祭」で有名な寒川・茅ケ崎をはじめ、藤沢、片瀬、腰越、さらに神奈川県内各所。こんな特徴に注意しながら楽しむのいいですね。神輿というと「わっしょいわっしょい」が一般的ですがが、個人的には「どっこいどっこい」の方が耳に馴染んでいます。
これから各所の夏祭りで担ぎ出される神輿。特に「藤沢市民まつり」には、たくさんの神輿が集まります。
■関連情報[2013年の湘南・鎌倉の夏祭りピックアップ


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