関東地方に春一番：湘南・鎌倉にもいよいよ春が到来

ここ数日、強風が続いている湘南・鎌倉エリア。
今日3月18日午前11時、気象庁より「関東地方に春一番が吹いた」と発表されました。

関東地方において3月18日の春一番は、昨年より17日遅く、1951年（昭和26年）の観測開始以来3番目に遅い記録。
【気象庁発表の関東の春一番の観測記録】

春一番について、ざっくりと「2〜3月頃に吹く強い風で、その日から暖かくなって春らしくなる」と理解していましたが、下記事項を基準に判断されています。

関東地方の春一番判断事項｜気象庁天気相談所作成

■１：立春（2月4日頃）から春分（3月21日頃）までの期間に限る。
■２：日本海に低気圧がある。低気圧が発達すればより理想的である。
■３：関東地方に強い南風が吹き昇温（気温が上昇）する。
※具体的には東京において、最大風速が風力５（風速8.0m/s）以上、風向はWSW（西南西）〜S（南）〜ESE（東南東）で、前日より気温が高い。（なお、関東の内陸で強い風の吹かない地域があっても止むを得ない）

これらの基準を満たさないと「春一番」と観測されないため、2012年のように「発生せず」となる場合もあります。2014年の春分は3月21日。あと4日遅れたら「発生せず」でした。ギリギリセーフ（笑）。
18日15時現在、江ノ島ヨットハーバーの風向・風向きは、「南南西・最高15.2（平均11.2）m/s」。吹流しは真横以上の角度でたなびき、バンバンと「春一番」が吹きまくっています。