マツシタ靴店@小田原:履きやすい&滑らないサンダル「ギョサン」


「crocs(クロックス)」に「havaianas(ハワイアナス)」、今や全国区となった葉山の「げんべい」など、人気のビーチサンダルは数あれど、“履きやすくて滑らない”メイドインジャパンのビーサンといえば「ギョサン(ぎょさん)」。
小田原の「マツシタ靴店」はギョサンの取扱量日本一を誇り、今や小田原名物の一つに数えられています。

小田原「マツシタ靴店」のギョサン

ギョサンとは「漁業従事者用サンダル」の略で、いわば“漁師さん御用達”のビーチサンダル。ルーツは小笠原にあり、日本に返還された1968年頃に漁業関係者を中心に島の人々へと広まり、「ギョサン」の呼称で定着したと言われています。
樹脂製でソールと鼻緒が一体化していて、丈夫で履きやすく、ボート上や磯など水辺で滑りにくいことが特徴。ダイビングや釣りなどマリンスポーツ愛好家にも支持され、伊豆諸島や沖縄各島へとルートが拡大。今では全国のマリングッズ取扱店でも販売されています。

ギョサンのメリット

■ソールと鼻緒が一体型で丈夫で壊れにくい
■濡れたタイルの上や岩場でも滑りにくい
■一足1000円程度と安価でリーズナブル
■中心ブランド「PEARL(パール)」は奈良県丸中工業所製のメイドインジャパン!

そんな「丈夫で履きやすい」「滑らない」「安い」と三拍子揃ったギョサンを内地ではじめて販売し、取扱量日本一を誇るパイオニアが、小田原の「マツシタ靴店」。店頭や店内に充実のバリエーションが並び、公式サイトではネット販売も行なっています。

小田原「マツシタ靴店」のギョサン 小田原「マツシタ靴店」のギョサン

下はギョサンのフラッグシップブランドであり、定番の「PEARL(パール)」シリーズ。個人的には写真左の鼻緒が太いタイプがオススメ。ソールが厚く歩きやすく、ずっと履いていても疲れません。右の鼻緒が3本に分かれたタイプはカラーが豊富でスタイリッシュですが、ソールが薄くてやや滑るので、長時間歩くとちょっと疲れるかも。。。

小田原「マツシタ靴店」のギョサン 小田原「マツシタ靴店」のギョサン

女性用や子供用も充実。蓄光して光るタイプも。。。

小田原「マツシタ靴店」のギョサン 小田原「マツシタ靴店」のギョサン

塗料が混ざったマーブルタイプや、ギョサンキーホルダーも販売されています。

小田原「マツシタ靴店」のギョサン 小田原「マツシタ靴店」のギョサン

こちらは靴下着用時も履けるサンダル型。写真右の「ギョサン(亀)!?」は冬用のつっかけにオススメです。

小田原「マツシタ靴店」のギョサン 小田原「マツシタ靴店」のギョサン

さすが取扱量日本一。あまり見かけないブランドの、鼻緒が独特のタイプもありました。

小田原「マツシタ靴店」のギョサン 小田原「マツシタ靴店」のギョサン

滑りにくいギョサン。妊婦さんなど病院でのスリッパ代わりに、そして受験生の「滑らない」お守りとして、注目されているようです。サイズについては、一回り小さめを選ぶ方がフィットして履きやすいと思います。

小田原「マツシタ靴店」のギョサン 小田原「マツシタ靴店」のギョサン

お出かけ用のギョサンを新調したら、商標登録済みのオリジナルキャラクター「ギョッピーくん」のうちわと、バリエーション充実のパンフレットをもらえました。

小田原「マツシタ靴店」のギョサン 小田原「マツシタ靴店」のギョサン

履きやすく滑らず、デザイン&カラーが充実したギョサン。海や川などアウトドアに、そしてタウンでも!? きっと重宝するはず。いちど履いたら、ほかのビーサンにはもう戻れません。ベランダや庭履き用にもグッドです。
■ギョサンの歴史紹介やネット販売など充実!
ギョサン取扱量日本一 ギョサンのパイオニア小田原マツシタ靴店
■おまけ
ギョサンのルーツである小笠原諸島父島。おがさわら丸が寄港する二見港周辺の商店では、これまたたくさんのギョサンが販売されています。

小笠原ダイビング旅行アサヒ薬局


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