鳩サブレーの豊島屋が鎌倉海水浴場のネーミングライツ獲得


鎌倉市が財源確保のため募集していた、由比ガ浜、材木座、腰越の3つの海水浴場のネーミングライツ(命名権)。
今日2013年5月15日、鎌倉土産の定番「鳩サブレー」の製造元として知られる「豊島屋(としまや)」が、権利を獲得したと発表されました。

鳩サブレーの豊島屋が鎌倉の海水浴場のネーミングライツ獲得

これによって同海岸が「鳩サブレー海水浴場」になるのかと思いきや、豊島屋の発表によると、「地域住民を中心にふさわしい名称を募る」とのこと。

鳩サブレーの老舗に命名権 鎌倉の海水浴場

神奈川県鎌倉市が売り出していた由比ガ浜、材木座、腰越の海水浴場のネーミングライツ(命名権)について、鎌倉市は15日、「鳩サブレー」で知られる菓子の老舗「豊島屋」(同市)が年間1200万円、10年間の契約で獲得したと発表した。名称は未定で、同社は地元住民などから募って決める。
同社の久保田陽彦社長は15日の記者会見で「『鳩サブレー海岸』にはしたくない」と笑顔で話し、商品名は使用しないことを明らかにした。今年の海開きまでに間に合わないため、現在の名称を継続して使うと述べた。募集方法などは検討するという。
鎌倉市は3つの海水浴場をまとめて1つの施設としてネーミングライツを募集。年100万円以上で期間は原則3年以上の条件で募ったところ、県内外の企業や個人から計9件の応募があった。

さすが、明治27年から続く鎌倉の老舗菓子店「豊島屋」。
「TOYO TIRES ターンパイク」となった箱根ターンパイクをはじめ、「味の素スタジアム」のような、違和感あるネーミングをされるより、地元企業が命名してくれればと思っていましたが、トータル1億2000万円で買い取った上で愛称を募集するとは!
地元民からの好感度はかなりアップしたでしょうね、自分ももちろんです!
こうしたPR方法もあるのだと勉強になります。まぁ、「鳩サブレー海水浴場」となったら、それはそれで地元民の反感必至でしょうが。。。
気になるのは、名称の募集方法。今後の発表を待ち紹介します!
■参考情報
片瀬「海の家音楽全面禁止」と鎌倉「海水浴場ネーミングライツ」
鳩のつぶやき|豊島屋
豊島屋公式サイト


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