大銀杏倒木から4年の鶴岡八幡宮:若木はすくすく元気いっぱい


2010年3月10日未明、爆弾低気圧による強風で倒木した鶴岡八幡宮の大銀杏。
それから今日で丸4年、幹から自生した“新芽(ひこばえ)”は、“若木”と呼べるほど立派に成長しています。

鎌倉鶴岡八幡宮大銀杏の倒木とひこばえ

下の写真は、樹齢1000年を超えるとされ、神奈川県の天然記念物に指定されていた在りし日の大銀杏。
鎌倉幕府3代将軍の源実朝が暗殺された際、犯人である公暁がここに隠れていたという伝承はあまりにも有名です。

鎌倉鶴岡八幡宮大銀杏の倒木とひこばえ 鎌倉鶴岡八幡宮大銀杏の倒木とひこばえ

倒木後の再生にさまざまな案が出される中、折れた根元から幾本もの新芽が吹き出しました。

鎌倉鶴岡八幡宮大銀杏の倒木とひこばえ

2011年秋撮影
ひこばえの中から健康状態のいいものが選ばれ、現在に至ります。

鎌倉鶴岡八幡宮大銀杏の倒木とひこばえ 鎌倉鶴岡八幡宮大銀杏の倒木とひこばえ

左/2013年4月撮影、右/2013年6月撮影
この1年で60センチ以上のび、1メートルを越えた若木。夏には青葉、秋には紅葉を楽しめます。

鎌倉鶴岡八幡宮大銀杏の倒木とひこばえ 鎌倉鶴岡八幡宮大銀杏の倒木とひこばえ

左/2013年9月撮影、右/2013年11月撮影
大雪にも負けずじっと春を待つ未来の大銀杏。そろそろ新緑の季節。鎌倉のシンボルとして、健やかな成長が期待されます。

鎌倉鶴岡八幡宮大銀杏の倒木とひこばえ

2014年2月撮影


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