遊行寺＠藤沢：県内最大級のずんぐりむっくりオオイチョウの紅葉

鎌倉時代に「時宗（じしゅう）」を広めた一遍上人（いっぺんしょうにん）を開祖とする清浄光寺（しょうじょうこうじ）。
通称の「遊行寺（ゆぎょうじ）」で親しまれる境内に、シンボルとして鎮座する「大銀杏（オオイチョウ）」。紅葉は今が見頃です。

藤沢駅北口から徒歩15分、バスで7〜8分の遊行寺（参拝者用の無料駐車場も10台ほどあります）。山門から続く桜並木がいい雰囲気。

参道から見上げるオオイチョウは圧巻。幹の周囲にベンチがあり、のんびり休憩できるのも藤沢市民から愛されている証拠。

秋晴れの青い空をバックに、黄金色のオオイチョウと瓦が見事な本堂が和やかな雰囲気。のんびりゆったりな空気に包まれます。

ずんぐりむっくりなオオイチョウ。その大きさに圧倒されながらも、佇まいに愛らしさを感じます。

下はオオイチョウについての紹介文。要約すると。。。

遊行寺の大銀杏（オオイチョウ）

昭和46年（1971年）に藤沢市指定天然記念物に制定された大イチョウ。
最大で高さ31メートルほどあったものの、昭和57年（1982年）の台風で地上6メートルほどで幹が折れ、ずんぐりむっくりな印象に。現在の樹高は21メートル。幹の太さは7メートル10センチで市内最大。
樹齢については、年輪計測では250年。遊行寺が創建された正中2年（1325年）以降、650〜700年との推測も。雄株なので銀杏は実らない。

イチョウの古木は根元付近の幹から生えた若木が育ち、親である古木が枯れていくのが常のよう。鶴岡八幡宮の大銀杏の倒木と、今ではひこばえが頑張っているのも自然の摂理ということでしょう。
今や湘南・鎌倉で最大級といえる遊行寺のオオイチョウ。ちょっと足を伸ばして訪れる価値は十分。根元のベンチで家族とのんびりお弁当なんていいと思います。
■公式サイト｜［時宗総本山遊行寺］
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